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トランプ大統領、就任100日演説

4月29日で就任100日目を迎えたトランプ米大統領は、
米東部ペンシルベニア州で集会を開いて演説した。

「もうこの国を他国の好きなようにはさせない。
今こそ『アメリカファースト(米国第一)』」だと力説し、
株価の上昇や雇用の増加などの成果を誇示した。

約1時間程の演説では「我々は約束を守っていて、国民は満足している」と述べ、
大統領選で掲げた公約を実現していると主張。

環太平洋経済連携協定(TPP)の脱退や近く始める
北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉、税制改革案、
株価の上昇など就任以降に取り組んできた政策や成果をアピールした。

「米国を偉大にする取り組みは始まったばかりだ」とも強調した。

いったん頓挫したオバマケア(医療保険制度改革法)の撤廃にも再び意欲を表明。
地球温暖化防止の国際的枠組み「パリ協定」からの脱退について
近く結論を出す考えを示した。

また、財源確保の見通しが立っていないメキシコ国境の「壁」建設について
「全く心配しなくていい」と強調。

トランプ大統領は歴代の米大統領が毎年出席しているホワイトハウス記者会主催の
ワシントンでの夕食会を欠席し、同じ時間帯にペンシルバニアで集会を開いた。

演説でも「私がいない夕食会を開いている。さぞかし退屈なことだろう」と発言し、
ニューヨーク・タイムズやCNNの名を挙げ「偽ニュース」などと批判を繰り広げた。
このように格差拡大などに不満を持つ有権者の支持を取り込む手法は、
大統領選で自身を当選に押し上げたものだ。

東部のペンシルベニア州は伝統的に民主党の地盤の一つである。
先日の大統領選ではトランプ氏が制し、トランプ旋風を象徴する州となった。

トランプ大統領に先立ち、ペンス副大統領が演説を行い、会場を大いに沸かせた。
会場はトランプ氏の支持者がほとんどを占める形になったが、
周辺では反トランプ派も集結する事態となり、現場はものものしい雰囲気に包まれた。


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